

水
がつなげる
「わたしたちの暮らし」
と
「海の中」
「海の砂漠化」の原因は、気候変動だけではない?
「森・川・海のつながり」「里海」などで語られる
「森の栄養分が海を豊かにする」
という話はすでに広く知られている通り。
でも、
「地上を流れる川だけでなく、地下を流れる水が海中まで届き、
海底湧水として湧き出ることで、陸からの栄養分や酸素を海中に供給している」
という話は、まだまだ知られていないのではないでしょうか?
このトークセッションでは、
「陸から海中までの水循環」
をテーマに、一次産業、防災、土地利用、まちづくりなど、私たちの暮らしを「水の視点」で考え、
「海の再生」
へとつなげることをめざします。
概 要
⚫︎日時:2025年11月29日(土)12:30~16:15(11:45開場)
⚫︎場所:逗子文化プラザ2F なぎさホール
(神奈川県逗子市逗子4-2-10)(JR横須賀線「逗子」駅東口より徒歩5分、京浜急行「逗子・葉山駅」北口より徒歩2分)


・大人:¥5,000
・学生(高校生〜U24)、障がい者手帳をお持ちの方(付き添い1名無料): ¥2,000
(学生チケットは、当日受付で学生証をご提示ください)(会場はバリアフリー)
・中学生以下:無料
(小さなお子様連れの方は親子室をご利用ください)

(12月中旬ごろから配信予定)(当日のライブ配信はございません)
・大人:¥4,000
・学生(高校生〜U24)、障がい者手帳をお持ちの方: ¥1,500
(学生チケットは、お申し込みの際に学校名のご記入をお願いします)
特 典
会場参加、オンライン参加共に、主催のThe Blue(株)が制作した第2部にご登壇予定の清野聡子さんご出演有料配信動画「三浦半島の海の女性研究者に聞く『海のこと』」(約55分)の無料視聴リンク付き。
(予告編・詳細)https://vimeo.com/1048576865?fl=pl&fe=sh

(12月中旬ごろから配信予定)(当日のライブ配信はございません)
・大人:¥4,000
・学生(高校生〜U24)、障がい者手帳をお持ちの方: ¥1,500
(学生チケットは、お申し込みの際に学校名のご記入をお願いします)
お申込み
下記 Peatixよりお申し込みください。
https://umi-no-saisei-talk-session.peatix.com/
(キャンセルポリシー、その他注意事項などもPeatixページでご確認ください)
(みなさまの参加費の一部は、地域の環境再生活動に使わせて頂きます)
会場参加、オンライン参加共に、主催のThe Blue(株)が制作した第2部にご登壇予定の清野聡子さんご出演有料配信動画「三浦半島の海の女性研究者に聞く『海のこと』」(約55分)の無料視聴リンク付き。
⚫︎特 典
タイム・スケジュール
11:45 開場
12:30 開会あいさつ
第1部 プレゼンテーション
12:35 ~ 13:15 (40 min.)

「あなたも私も流域人」
・「流域思考」とは?
・同じ流域の民とは運命共同体
・国道16号線沿いは縄文人にも人気のヒルズ
・地形と水で考える防災
・首都圏に唯一の流域まるごと保全例「小網代の森」
etc
柳瀬博一さん
東京科学大学 リベラルアーツ研究教育院教授(メディア論)
慶應大学経済学部卒。
日経BP社での記者、書籍編集、広告企画職などを経て現職。
「国道16号線」「カワセミ都市トーキョー」「奇跡の自然の守りかた」「アンパンマンと日本人」など著書、共著、編集者として手がけた書籍多数。TVコメンテーター、ラジオパーソナリティー、イベント登壇など多方面に神出鬼没。
慶應義塾大学の学生時代から現在まで三浦半島の小網代にある源流から河口まで流域まるごと保全活動に関わり、活動を主導されている慶大名誉教授でNPO法人小網代野外活動調整会議代表の岸由二氏が提唱する「流域思考」の啓蒙に務める他、教鞭をとる大学のキャンパス内の沢の再生活動も主導。
学生時代はダイビング部に所属し国内外の海に潜り、今も夏は御蔵島で野生のイルカと泳ぐ。
養老孟司先生とは長年の虫取り仲間で、生き物にも詳しい。
13:20 ~ 14:00 (40 min.)

「めぐりつなぐ水」
・地下水をうみだす日本の風土
・見えない地下水、どうやって調べる?
・川の水と地下の水、どう違う?
・国内外の海底湧水の研究
・海の生態系、水産資源への影響
・人間社会との関わりや問題
etc
小路 淳さん
福井県立大学 海洋生物資源学部教授
京都大学大学院農学研究科修了(学振特別硏究員PD)。
幼少期に父親に連れられて釣りに行ったことがきっかけで海や魚に興味を持つ。
水圏資源生態学を専門として、メリーランド大学研究所、京都大学、広島大学、東京大学などの研究所勤務を経て現職。地下水、海底湧水などの水循環や、干潟、河口、沿岸域における生態系サービスなどの研究を行う。
著書「森川海のつながりと河口・沿岸域の生物生産」「地下水・湧水を介した陸・海のつながりと人間社会」他、論文多数。
14:00 ~ 14:15 休憩
14:15 ~ 15:45
第2部 トーク・セッション
テーマ:「海の再生」につなげる流域まちづくり

柳瀬博一さん

小路 淳さん

鈴木直美 / 蛸姫さん
海女
デザイナー
水中パフォーマー
東京都で生まれ育つが幼少時より泳ぐことや水の世界に興味を持ち、高校時代にサーフィンを始める。
デザイン学校卒業後はデザイナーとして働くも、サーフィンへの思いが募りオーストラリアへ移住。全日本サーフィン選手権出場などサーフィン選手生活を送り、引退後はデザイナーとして起業。
2004年に伊豆諸島・御蔵島で野生のイルカと泳いだことがきっかけで「水中の仕事がしたい」と海女を目指し南房総へ移住。
地元に縁がないながらも漁業権を得て2008年より海女として海に潜る。
デザイン業も継続しつつ、水中パフォーマーとしてCMやTVドラマの水中シーンにも出演。NHK連続テレビ小説第88作「あまちゃん」にも出演。

天白牧夫さん
横須賀市議会議員(無所属)
農地所有適格法人三浦半島生物多様性保全 代表取締役
横須賀市出身。日本大学大学院卒。博士(生物資源科学)。
大学では爬虫類・両棲類の景観生態学を研究。
中学生の頃、元横須賀市博物館学芸員で環境保全活動家の故・柴田敏隆氏に出会い、師事。
市民団体で横須賀市、葉山町、三浦市の谷戸の休耕田の複田、水辺の保全活動、茅葺の古民家保全などに尽力し、自然観察会や里山保全活動を展開しながら、環境派市議として市政に生かす提言も行う。

清野聡子さん*
九州大学大学院 工学研究院
環境社会部門准教授
「海つなぎ」Project 統括プロデューサー
逗子市出身。神奈川県立横須賀高校卒業。
東京大学農学部水産学科卒。東京大学大学院農学系研究科水産学専攻修士課程修了。博士(工学)。
東京大学大学院総合文化研究科助手、助教を経て現職。専門は海岸・沿岸・流域環境保全学、生態工学。
国の海岸の法改正の検討、環境技術ガイド、千葉県東沿岸海岸保全基本計画策定、神奈川県など行政のアドバイザー、日経ブルーオーシャンフォーラム有識者委員会に海岸環境の専門家として参画他、若い世代の環境教育にも力を入れている。
司 会

三木真理子
The Blue株式会社 代表
ボランティアグループ「水の環つなぎ活動:chotto」主宰
一般企業で広報・企画業務に携わる傍ら夏に海で野生のイルカと泳ぐ自然体験プログラムを22年に渡って主催。その経験を社会の中で活かしたいと起業し「自然・文化・コミュニティー」をテーマとしたコンテンツ制作、イベント・商品企画、出版事業などを行う。
オーストラリアでパーマカルチャーデザインを学んだ他、10年近く前から地域の「大地の再生®」施工プロジェクトのオーガナイズ、竹林整備活動なども行い、2023年から「陸域の手入れ作業で流域〜海中までの環境改善を目指す」ボランティア活動を主宰。
*清野聡子さんは当日の2週間前に海のイベント主催のご予定があり、当イベントの日が予備日となっているため、もし2週間前のイベントが予定通りに開催できなかった場合は当イベントは欠席となります。
協賛企業・店舗様やプレゼントの内容、その他の追加の情報は随時下記にてアップ予定です。
1.このウェブサイトのページ
2.SNS(Bluesky): https://bsky.app/profile/marikomiki.bsky.social
主催:The Blue株式会社
協力:水の環つなぎ活動:chotto https://www.the-blue.info/chotto
15:45 ~ 16:00 Q&A
事 前、当日にPeatixメールより質問を受け付け、スタッフが選択して登壇者に質問する形式となるため、すべての質問にはお答えできかねることをご了承ください。
16:00 ~ 16:15 お楽しみ抽選会
お申込番号での抽選やじゃんけん大会で、協賛企業・店舗ご提供の商品をプレゼント♪
16:15 閉会

「海の砂漠化をただ見ているのはつらい」
「海を守りたいと思っても、ビーチクリーン以外できることが思いつかない」
「海底湧水って聞いたことないけど、海中温泉?」
「豪雨や土砂災害などへの防災について、もっとできることを知りたい」
「雨庭」とか「グリーンインフラ」って最近良く聞くけど、関係あるのかな?
etc
「何かピンと来た💡」という皆さまのご参加をお待ちしています!