「杜人original edition 〜 大地の再生の詩」上映会 & 前田せつ子監督と三浦半島の杜人たちトークライブ」、満員御礼で無事終了いたしました。

終了が夜遅い時間にも関わらず足をお運び頂き、同じ時間を共有していただいた皆さま、本当にありがとうございました。数日前に前売りで全席完売となり当日券のお問い合わせを多数いただいたにも関わらずお断りせざるを得ず、ご迷惑をおかけした皆さまには心よりお詫び申し上げます。
映画「杜人」は逗子のシネマ・アミーゴでロングラン上映されていたため、近隣の地域の方はすでにご覧になっている方も多かったのですが、今回はほぼ上映の機会がない「杜人」のオリジナルバージョン「大地の再生の詩」の上映とあって、すでに「杜人」をご覧になっている方も足を運んでくださった他、これまで三浦半島で私も関わった「大地の再生」の作業で一緒に汗を流した仲間たちや、第2部のトークゲストの小学生の男の子のお友達ファミリーなどもかけつけてくださり、幅広い年齢層の方で会場が埋まりました。
主に現場スタッフ(特に女性スタッフたち)の声が収録され、「杜人」より9分長い「大地の再生の詩」は、主役の矢野智徳さんが真摯に傷ついた自然に向き合う姿に心打たれるだけでなく、後に続いて共に全国で「大地の再生」を面展開されているスタッフたちの姿や言葉が、会場のみなさんも自分ごととして受け止めやすかったのではないでしょうか。

第2部のトークライブのテーマは「素人のちから」。
・映像制作はド素人だったにも関わらず「矢野さんの活動を映画にしたい!」と、想いだけで走り出し、本当に映画を作ってしまうに至った前田せつ子監督
・子どもの幼稚園の敷地に矢野智徳さんが来られて「大地の再生」工事が行われたことをきっかけに、親子で「大地の再生」を学ぶ松岡秀美さん・宗和君親子
・救急隊員の仕事で苦しい形で命を終えた方々と向き合った経験から植木職人となった引地さん
雑誌編集者、救急隊員、子育て中のママ、小学生、それぞれの経験や視点から掴んだ「何か本質的なこと」。
また土地柄、会場には海で活動されていらっしゃる方も多く「水が大地と海を繋いで、大地だけでなく海の中をも再生させる」お話もさせていただきました。
「素人でも、本気で思えば形にできる」
「一握りのプロだけでは間に合わない。たくさんの素人の人たちが動き出すことが必要」
小さなシャベルを手に動き出す一人一人の小さな点が、三浦半島の中で線となり、やがて面となり、私たち人間によって傷められた山〜海を命溢れる場へと再生させるうねりとなりますように。
第2部のトークライブを10分ちょっとにまとめた動画です。
簡単な素人撮影のためお見苦しい点も多いですが、前田せつ子監督や登壇者の方々のお話は素晴らしいので「エッセンスだけでもシェアしたい」と思って作りましたので、ぜひご覧下さい。
★第2部トークライブ登壇者

★チケット販売協力
@tamashimai (横須賀市衣笠)
Sun Star (横須賀市芦名)
逗子文化プラザ
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