第2部:「前田せつ子監督と三浦半島の杜人たち」トークライブ
上映後には、前田せつ子監督と地域で「大地の再生」に関わる方々をお迎えしてのトークライブを行います。
映像制作は素人だったにも関わらず「矢野さんの活動を映画にして伝えたい!」との情熱に突き動かされて映像制作を学び、自費で全国の現場に矢野さんの活動を追って映画を完成させた前田監督。
鎌倉・逗子・葉山・横須賀エリアで自分の直感と情熱に従って「大地の再生」に関わる人たちに、「素人のパワー」をテーマにお話し頂きます。
あなたにも、私にも、明日からできることがあります!
登壇者
前田せつ子監督

東京外国語大学を卒業後、(株)ソニー・ミュージックエンターテイメントに入社。音楽や映画雑誌の編集を手がけ、1999年よりフリーランスの編集者として雑誌「Lingkaran」や環境・料理の書籍編集・執筆に携わり、2011年〜2015に国立市議を務める。2014年に国立市内の桜の街路樹伐採への反対運動の中で矢野さんの活動を知り、2018年5月より矢野さんの撮影を開始。約3年半をかけて32箇所の現場に同行。1人で監督・撮影・編集をこなし、長編ドキュメンタリー「杜人」を完成させる。2022年春の劇場公開以降、現在も全国で上映が続いている。
三浦半島の「杜人」たち

引地輝至
(植木職人)
鎌倉市より数ヶ月前に葉山町に移住。
元救急救命士。悲惨な形で命が終わった現場に立ち会うことも多く「命を育む仕事をしたい」と植物と関わる庭師の道へ進むも、コンクリを流し込むことが多い庭づくりの施工に違和感を感じていたところ「大地の再生」に出会う。
フリーの植木職人として働く傍らで、各地の「大地の再生」現場に入り手法を学日々。

松岡秀美
(ソプラノ歌手)
横須賀市在住。
音大で声楽を学び、ソプラノ歌手としてクラシックからファミリー向けコンサートまで幅広く活動するも、現在は3人の男の子の母業中心の日々。
子どもたちが通った幼稚園の敷地で行われた「大地の再生」講座で次男の宗和君が矢野さんに一目惚れしたことから、宗和君と共に各地の講座に出かけて一緒に学んでいる。
料理の腕もプロ級で、作業の際にはたくさんの手作り料理を差し入れ、職人さんや参加者に喜ばれている。

松岡宗和
(小学4年生)
横須賀市在住。
通っていた幼稚園の敷地で行われた「大地の再生」の講座で矢野さんと出会い「自分の人生の師匠」と決める。ママと共に近隣の講座はもちろん、上野原、長野など遠方の講座にも出かけ、誕生日には作業道具をリクエストして着々と「my道具」を揃えつつある。将来の夢は「大地の再生職人」。

三木真理子(司会)
(The Blue株式会社代表)
横須賀市在住。
20年以上に渡って「海で野生のイルカと泳ぐネイチャープログラム」を主宰した経験から「自然の一部としての生き方」を模索。「自然の中で学んだことを人間社会の中で生かしたい」と「自然・文化・コミュニティー」をテーマとしたコンテンツ制作やプロジェクトマネージメント事業などを行っている。
オーストラリアで「パーマカルチャーデザインコース」受講、アメリカでセルフビルドの家づくり、日本で竹林整備などを学びながら、関わったプロジェクトで「大地の再生」を取り入れたり、近隣での環境改善作業を手伝う。


